心の変化球にご注意ください

人生長距離走☆のんびり急いで、ぼちぼち行きましょう。

そろそろ寝ないとね・・・。

 最近、一日の家事を終えてから、ブログを一記事書くことを自分に課すようになって午前様になることが増えた。もともと夜型の人間なので、2時くらいまでは平気で起きていられるのだが、寄る年波には勝てず、次の日の仕事に差し支えるので、就寝時間を時計とにらめっこしながら、この文章も書いている。あまり現役でバリバリ働いている人には面と向かって言えた義理ではないのだが、私もかつては病棟で夜勤をしていたことがある。新人の頃は仕事の緊張感だけでなく”おばけ”が怖くて夜勤に入るときは、自分に言い聞かせるいい言葉はないかと本やインターネットを見ながら探していたこともある。気合で何とか乗り切って中堅どころまでたどり着いたところで、笑い話のような誰かのエピソードの文章を見つけて目から鱗の体験をしたことがある。たぶん、その辺のネットでよく見かける話なのでみんなが拡散したに違いないのだが、その方の母親の話だかで、夜勤中によく”出る”病室というのがあって、その日も夜勤中にその部屋から声がしたとかで、巡視(見回り)に行った母親が「(仕事を)手伝う気もないのに、邪魔だからでてくるな!!」と一喝したらピタッと物音だか声だかが聞こえなくなったそうだ。夜勤は暇だと思っている人に物申したい。夜勤は人手がないうえに、急変などのリスクも病棟によっては多いのだ。おまけに認知症の高齢者が不穏といって異常行動をしだしたり、眠れない患者がナースコールで呼びつけたり、息を引き取る前の患者の家族対応に追われていたり、時間も人手も倍ほど欲しい夜もある。恐らく、その方の母親も日ごろからそんな夜勤中の仕事を捌いてきた豪の者だと推察する。私たちには、キャー!と言って可愛く怖がっている時間なんかないのだ。一喝してその”おばけ”とやらをねじ伏せた看護師はすこぶる正しいと思う。