白髪染め

　朝からバタバタとたまった家事を片付けてお昼過ぎにようやく座って一息入れることが出来た。ぼんやりとテレビを見ていると、肌に浮かんだ肝斑やシミを消してくれるというファンデーションのテレビCMだった。なるほど綺麗に消してくれている。今のテレビ映像は、残酷なくらいクッキリと肌質を映し出してしまうので、効果はホントなんだろうなと思う。40歳を過ぎて45歳にさしかかる前くらいに、自分でシミ・ほうれい線に気が付いてハッキリと老化を自覚した覚えがある。とりわけ、前髪から生え始めた白髪が何とも言えず気分を滅入らせるので遂に毛染めに手を出してしまった。しかしながら、オシャレ染めではないので、髪が伸びてくるとプリン状態どころではない。忙しい毎日で出来るだけ美容室に行きたくない私は、資生堂のプリオールカラーコンディショナーというのを使っている。美容室の人は、市販の毛染め剤を伸びた部分だけ家で染めればいいよと教えてくれたのだが、毛染めって塗って→浸透させて→洗い流すという作業が入るのでその間他のことが出来なくて時間がもったいないのだ。これなら、シャンプー前（ほんとは洗った後らしいが、髪がきしむので）につけて体を洗い、その後シャンプーで洗い流してリンスをつけている。毎日でなく1回／週程度だが少し明るめの落ち着いた茶色に仕上がってすっかり目立たなくなったので、もう3か月は美容室のお世話にならずに済んでいる。