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 肌寒い朝、仕事の車を走らせながら、運転席から見える空の色は夏の色を含んでいて、とても爽やかな色をしていました。平日でもなく日曜の気だるい休みの雰囲気でもない土曜の国道は先を急ぐ車さえもどこかウキウキしているように見えるのは、私が仕事のために先を急いでいるからでしょうか？看護師になってもう20年以上経つので、人がお休みの日に働くことは何の心理的抵抗もないのですが、こうやって違う時間の流れの中で生きていることを実感する時、何とも言えない厭世的な気分（悲観するのではなく）になるのですが、これが多分私は好きな立ち位置なんだろうと思う。看護師って、人を好きな人がなる職業とは思っていますが、人嫌いの隠れ蓑にもなり得るんですよ、ほら”木”は”森”に隠せというでしょう？とこんな風に書くと随分と厭々仕事をしているように思われてしまうのですが、今日みたいなお天気の日に、特に大きく体調を崩す方もおられずに、既定の業務を完遂出来た日には何とも言えない達成感があったりするので、仕事というものは不思議なものですね。